2011年12月19日月曜日

転部について(早稲田 人間科学部⇒法学部)

早稲田の法学部への転部。
はじめまして。自己紹介も兼ねて転部について話します。

僕は早稲田大学の人間科学部から法学部に転部した経歴をもっています。
かなり大変だったけど今から振り返っても挑戦して結果を掴めて本当に良かったと思っています。
同じように転部を目指す後輩やなかなか成績が伸びずに焦っている受験生のエールになれば!

浪人時代:高校時代の遅れを取り戻すために物凄く勉強するも、センター、本入試で目指した成果でず。非常に追い詰められた中で頑張る経験と、めちゃくちゃ悔しい経験を積む。

大学入学時:入学当初より転部を志す。狙うは二年次に政経か法への転部。最初の半年間で転部先を絞り込む。一年かけて優率90%を獲得することを目標とする。

※僕が大学一年の時は、政経の転部試験の過去問は事務室で買えたと思います。政経は英語力や政治学の基礎知識など、学力を問う問題が中心。法学部の場合は成績やステートメントなど、AO入試に近い形でした。

春学期:問題は語学と統計と狙いの絞り込み。統計⇒高価な電卓と物凄く賢い友人の助けのおかげで優達成。語学⇒全ての授業に出席、小テストや中間テストは単語・例文カードで対応、レポートは全力で執筆により目標達成。狙い⇒国際的な法サー(法学部サークル:ALSA Japan)に入り、法学部の友人もたくさんできたことから法学部に転部決定。

秋学期:問題はステートメントと面接対策。ステートメント⇒サークルの先輩から法学部のゼミの論文とかを見せてもらい、志望動機をかなり具体的なものにする。締切の1カ月くらい前までにワードで書き上げてあとはひたすら推敲し締切の直前に提出。面接⇒春休み前半の1カ月をかけてひたすらワードのコメント機能使って想定ツッコミと回答の作成。本番では特にリーガルマインドがなぜ自分にとって必要なのかを将来像と合わせて熱弁。

※面接のポイント→リーガルマインドの定義を自分なりに語って、どうして自分のキャリアにとってそれが必要なのかを伝えることができたこと。僕が受験した時はディベート課題が出されたので、サークルなどでディベートを経験しておくと有利だと思います。

常に目標を心に描き、やるべきことを絶対やる。これを実行した一年でした。
同時に本屋によくいってステートメントに使えそうな本を探す習慣をつけました。
夜は家のネットで転部情報や自分の将来像を考えるために活かせそうな情報をかき集めました。

結果合格!いまなんかモヤモヤしてる後輩がいたら、這い上がる道はあるはずなので諦めずに挑戦を続けていただければと思います。俺も頑張るぜ!

後輩で、早稲田の法学部への転部目指している人がいたら頑張れ!OBとしてエールを送りたいと思います。

※もう一つ加えるなら、二年時や三年時の転部に向けて頑張ることももちろん大切ですが、卒業して何をしたいかを考えることも大切だと思います。予備校で法律や経済の勉強を始めるもよし、議員インターンやバイトしてバックパッカーやるもよしです。大切な学生生活をエンジョイするのも忘れずに!
※政経の転部試験は受けていないし、もう試験方法も変わってるかもしれないけど、僕の時は①英語②経済or政治の筆記試験だったと思います。法学部の転部試験と異なり、学力重視な印象でした。今から考えると、就活を見越して動いた方がよいと思うので、僕であれば①TOEICの勉強。800以上、できれば900くらい目指してやる。②経済か政治で好きな方の勉強(政治なら有名な教科書を一冊買って何度も読む。経済なら公務員用の問題集などを一冊買って何度も解く。)をやると思います。ちなみに経済は、就活や公共政策大学院、公務員試験でも使えるので、政治に特別のこだわりがなければオススメです。 

◇番外編:もし自分が大学二年生に戻ったら
 転部試験は合格率も低く、試験である以上、試験委員の先生との相性など運の要素もあるかと思います。自分は転部が叶わなかったらアメリカに留学しようと思っていました。あと、起業に興味があったので、早稲田のアントレプレナー講座とか先輩の起業の手伝いとかをより積極的にやるとかしていたかもしれません。
 もし今の自分が大学二年の自分にアドバイスをするとしたら、「法曹もしくは行政官を将来の進路として考えるなら早めに予備校に通い出した方が良いよ」ということです。とくに法律は大学の授業でも高度なことを学べるかと思うのですが、場合によっては、予備校の授業の方が頭に入り易いということもあるかもしれません。なので、法曹もしくは行政官を志しているという方がいれば、転部試験の結果に関わらず、早めに予備校に通い出して法律の勉強をスタートすることをお勧めします。


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