2012年2月14日火曜日

上昇気流



高校時代、ふと聞いたラジオ。
どうしても耳に残るメロディーがあった。

何度でも口づさむ。
意味なんて分からなくても。

夢中でツタヤの歌詞カードをめくった。
やっと探し求めて、MDに録音した。
ベッドの中で朝まで聞いた。

そんな曲。
ずっと忘れていたあの曲に、
再び巡り会う。

今なら歌詞の意味が分かる。

見つけたぜ、上昇気流に飛び乗って行こう!

2012年2月9日木曜日

ISD条項について

TPPの議論でよく言われてるISD条項ってなんだろう。
すごい気になったので調べてみました。↓これがTPPの条文の全文みたいです^^;

http://www.mfat.govt.nz/downloads/trade-agreement/transpacific/main-agreement.pdf

んで、おそらくこの条文の15.6条が問題の条文。
ここで問題なのは"Party"の意味でappendix15によるとここには国以外も含まれます。
だから、TPPに加盟してこの条項を飲むと一方主体が国で他方主体が企業という仲裁もおこりうる。

これをチャンスと捉えるか、脅威と捉えるかは微妙なところ。
日本国内でも行政訴訟を使って日本政府vs日本企業みたいな訴訟はあるからね。

だけど問題は仲裁でやった場合に勝負が一審でついたり審議内容が原則非公開だったりすること。
第一日本は国内裁判の制度もしっかりしているので、
外国企業も日本の国内裁判の仕組みを使って訴訟すればいいのではないか?

基本的に相手国の司法制度を信用できない場合に使う条項だと思う。
日本ってこの条項そんなに欲しいんだっけ?いや、あんまりいらないんじゃないか?
むしろ日本が外国企業からガンガン訴えられる方がいろいろとコストなんじゃないか。
それにあまり訴訟文化のない日本企業としては訴訟やって外国の法を変えさせながら商売するより、
接客力と商品力で勝負した方がジャパンスマートなあり方だと思うし、外国からも喜ばれるはず。

ということは、個人的にはこの条文日本には必要ないと思います。
だから、日本がTPP加盟する場合もこの条項を適用除外にして加盟する方が国益に叶うはず。 ※あんま関係ないけどThe Time by The Black Eyed Peas

2012年2月8日水曜日

喫茶店

気が付けば毎日喫茶店に通っている。
街歩きルールも手伝っていろんな街にある喫茶店だ。

なんで自分はここまで喫茶店に通うのか。

まずコーヒーが好きである。
僕のコーヒーデビューは小学生のころ。
母親が毎日コーヒーを飲んでいてそれをカッコいいと思ったから。
始めは苦すぎて全く飲めなかったが、今では毎日飲んでるし、甘さすら感じる。
コーヒー豆も近所で飲んだことのない豆を挽いてもらい、初めての味に挑戦し続ける。

次に喫茶店の雰囲気が好きである。
僕にっとての伝説の喫茶店は福岡の大名にあったフッコ。
高校時代に親父に連れて行ってもらった店だ。
そこはなんか、60年代くらいのおもちゃがどっと客席を囲む小さな喫茶店である。
特徴は何と言っても玄関で、
昔の駄菓子屋だか金魚屋だかを改装してつくったらしく、
入口は完全に昔の店の面影を残している。
空のケースや冷蔵庫が所せましとおいてある玄関を抜けてカウンターにあがるのだ。
そこは完全に秘密基地だった。

さらに街が好きである。
喫茶店はそれだけで独立して存在するものではない。
郊外にだだんと出現するショッピングモールなんかとの違いはここで、
喫茶店は街の中にあり、街とつながっている。
街が喫茶店の雰囲気に決定的な影響を与えるし、喫茶店も街の雰囲気に少しながら影響を与える。

このように僕にとって喫茶店はなくてはならないものだ。
もはや、僕のライフスタイルの一部と言っていい。

喫茶店で本を読み、パソコンに向き合い、
友達とアイディアなんかを話し合い、街や人を観察し、考える。

さて、今からコーヒーを飲もう。
また一つ自分の好きなものを意識化できて非常に嬉しい!

2012年2月6日月曜日

stranger than paradise by Jim Jarmusch

博打、タバコ、酒
劇中一貫して描かれる退屈。

ニューヨークを飛び出した主人公たちは、
新天地フロリダでも同じことを繰り返す。

ありあまる時間。
誰もいないモーテル、誰もいない砂浜。

どこにでも開かれた閉塞。
自由の周りにある空漠。

そこに描かれているのは受けての日常だ。
閉塞感―

そんな心を晴らすのがラストシーン。

次の便はブタペスト。
明日の便はパリ、マドリード。

ここは楽園なのかもしれない。
でも、本当はどこへだって行ける。

stranger than paradaise,
そんな明日に向かって踏み出したい。

2012年2月4日土曜日

世界就活の流れ

5年後から東大が秋入学を始める。
それに合わせて、塾も東大入試対策と海外大学入試対策を同時に進めるクラスを開校し始めている。

ツイッターやブログ、そして新聞でも海外就活の話題を見聞きするようになった。
先日参加したユニクロの希望塾でも柳井さんが、若い人に海外に出ることをすすめていた。

これからだんだんと、そして五年後以降は本格的に日本人学生の海外進出が始まるだろう。

これらの変化は日本や世界にプラスの影響を与えると思う。
理工学研究所や日本企業には実用化されていない技術が多く眠っていると聞くが、
こうした海外進出組の日本人が増えれば、
彼らを架け橋として日本発の技術がもっと世界の社会問題の解決に役立つ日がくるだろう。

今年の9月から俺も留学する。
大学時代に得た志を胸に、海外で活躍する日本人の流れを創っていきたい。

そして、今年の2月には友人がフィリピンに飛ぶ。
大学時代はすごくドメスティックだった友人の勇気と挑戦に心から拍手を送りたい。

中央日報によると国別イメージランキングで日本は1位。実体の国力は5位と評価されているようだ。
日本から海外に進出するみんなの力が必ずや日本の存在感を名実ともに押し上げるはず。

未来を信じて行動するぞ!

2012年2月1日水曜日

韓国の福祉政策競争について

中央日報によると韓国で福祉政策競争が盛んだということだ。
日本でもそんな時期があった。1970年代の田中角栄政権時代だ。

この時、日本全国で道路がつくられた。
また、老人医療の無料化や年金給付の大幅な引き上げが行われた。
個人的には、この時期の放漫財政が現在の財政状況の引き金になっているのではないかと思う。

日本を反面教師として、韓国も福祉政策競争に一定の抑制をかけるべきではないか。
高齢化は特に福祉の面で国家財政の健全性に負の影響を与える。

韓国では日本以上に急激な高齢化が進むことが予想されるため、
安易な福祉関連支出の増大は近い将来の財政状況を逼迫させるだろう。

今後、世界経済の変化がますます激しくなる。
中国やインドやロシアや東南アジア諸国などが台頭してくる。

そんな変化に対応できる態勢や財政の余裕をつくっておくことが日韓両国の課題だと思う。

ところで、現在消費税の引き上げが日本で議論されている。
同様に、年金の給付額の引き下げや給付年齢の延長が議論されている。

年金の議論で見過ごされている点は、日本の年金基金(GPIF)の収益率の低さだ。
2010年からの年間収益率の5年分を平均した場合、
カナダやアメリカは4.4%を越えるのに、日本は-0.16%だ。

この違いの原因はプライベートエクイティ投資の有無だ。
カナダやアメリカはポートフォリオの10%ほどをPE投資にあてている。
日本は0%だ。

消費税引き上げはもはややるべきことだと思う。
しかしながら、GPIFの運用体制の甘さやその改善方法についても、
もっと国民的な議論がなされる必要があると思う。

※参考:年金基金からのVC投資拡大の可能性
※関係ないけど好きな曲。ハナミズキby一青窈
この曲がテーマ曲になった「ハナミズキ」も遠恋通にはおすすめw