2020年2月4日火曜日

働きながら行政書士試験に合格する方法

 とりあえず行政書士試験に合格したので、忘れないうちに勉強法を共有しておきたい。


スケジュール 
 7月頃から主に土日を使って過去問を勉強。使ったのは伊藤塾の過去問集。直前期には若干失速したものの、なんとか過去問集を二周したところで本番に突入。伊藤塾の模試も二回受験。

具体的勉強法 
 まず一ヶ月半くらいかけて過去問五年分を一通り教養含めとく。合格ライン180のところ教養は30くらい取れそうなので法律系で150取れるようになることを目指すことに。集中力が続かない時は10問解いて答え合わせして、また時間をあけて10問解くといった形で進めていった。地方自治法は苦手である上に既存の教科書の記述が薄かったりしたので択一六法のテキスト部分を軽く一読。最初の一周は間違えたとこの解説にさっとマークするくらいでサクサク進めた。商法、民法は難しく感じることもあったが、同じ問題がまた出たら正解できれば良いくらいの気持ちで教科書等には戻らず進めた。

 次は、キンコースで過去問集を裁断&穴あけして二週目に突入。五年分の全ての問題を、教養を除いて解き、正誤の判断を間違った選択肢をオレンジのペンで加工しつつ解き進めた。加工が入らなかったページはおそらくもう見ないだろと思いつつ封筒に入れ、問題をやる中で覚えた方が良さそうな条文とかは六法をコピーして該当部分を加工が入った問題と一緒にバインダーに綴じた。また、相変わらず苦手だった地方自治法も択一六法の該当ページをコピーして綴じた。平日の夜の時間がある時はこのバインダーをパラパラめくって加工が入った選択肢や、マークがしてある条文を眺めた。土日は過去問を解いて加工するのと、模試を解いて覚えといた方が良いと思った問題を同じく加工していくことにあてた。

 直前は色々忙しく追い込みがかけられなかった部分もあるが、試験会場に向かう行きの電車では時間の許す限りバインダーを読み返した。結果合格。教養は過去問一度解いてざっと解説を読んだのと、模試を二回受けて間違えた問題の解説を読んだくらい。勉強というより普段仮想通貨とかテクノロジー関係も含むニュースに関心を持っておき、当日は時間かけすぎずにサクサク判断していくのが良いかと思う。

今後に向けて 
 せっかく資格をとったので副業規定との関係で問題なければ国際結婚の申請とか、友達の設立した会社の登記とかをプロボノでやってみたい。