2021年12月13日月曜日

TOEFLで100点を獲得するポイント

 TOEFLでついに100点を獲得したことから、得点向上に繋がったと思われる勉強法についてご紹介したいと思います。

それまでの自分のスコアは、R27前後、L27前後、S23前後、W22前後という形でライティングが足を引っ張り、RやLで高得点が出た場合も、総合点で100点に及ばずということが多くありました。

このような中で、Wで27点を獲得することができ、100点に至りました。コツだと思ったものをいくつかあげると、①ライティングの質問1では、リーディングで紹介されている各ポイントの理由もbecauseなどで繋げて書くようにするというものです。また、リスニングの中で具体例に関連する地名などを聞き取った場合は、綴りに自信がなくても書くと良いと思います。②ライティングの質問2では、できるだけ客観的に書くと良いと思います。これは、具体例を書くときに、私の経験ではなく、できるだけ一般的な事実のトーンで書いていくことを心がけるというものです。

また、スピーキングについては、テンプレートを使わずに、ゆっくり話すというのが、ある程度英会話はできるけど、帰国子女でもなく発音にも自信がないという方にはお勧めです。ちなみに、スピーキング・ライティングにおいて自分はテンプレートを無理に使うと点が下がることがあったので、テンプレートは使っていません。

また、ライティングについては、TOEFL Glider(https://www.testglider.com/)がお勧めです。これには、スピーキングやライティングの問題を解くと自動採点が3分くらいで帰ってくるという機能がついており、個人的には採点も本番のe-graderとかなり近いのではないかと思っています。こちらのサービスは採点もすぐに帰ってくる上に、1ヶ月60ドルから利用できるので、特にスピーキングやライティングで伸び悩んでいる方がいらっしゃいましたら、使ってみることをお勧めします(全て英語ですが詳細な解説も付いています)。

以上、あくまで個人的な見解に過ぎませんが、何らかの参考になれば幸いです!


2021年7月8日木曜日

Columbia Climate School

 入省して6年半。再び留学することになった。留学先は紆余曲折の末、コロンビア大学、クライメートスクール。

 もう一度公共政策大学院にいくこと、MBA、ロースクール、コンピューターサイエンスなど、色々な選択肢を検討したけど、自分が好きな街で、色々とご縁のあったこのプログラムに決めた。

 クライメートスクールは、今年からできた気候変動に特化したプログラムで、地球全体の気候データを分析する気候学を軸としつつ、学生の関心に応じて、気候変動に関するビジネス、政策、法律、アートといった、コロンビア大学が提供する授業を自由にとれる一年制のプログラム。
 クラスメートは約100名だけど、ほぼ欧米の出身者で、日本人は自分1人と、アジア系ではアメリカ系中国人のもう1人くらい。自分は、アジア地域の脱炭素化を推進したいというエッセイで入学した。

 気候変動はコロナ等の感染症や、経済システム、ライフスタイルにも関わる問題で、解決には国を超えた連携が不可欠。ただし、条約交渉には意思決定メカニズムの問題もあって時間がかかるし、どうしても歩みが遅くなってしまう。高い目標を掲げるのは良いけれど、その実行が課題といった問題もある。

 自分が今関心を持っているのは以下の3つ。ニューヨークで新しい道を切り拓きたい。

  • ボーダレスリモートを当たり前の働き方にすること。
  • アジア地域の排出権市場を構築すること。
  • 個人の想いを可視化して政策の議論を変えるプラットフォームを構築すること。