2012年9月23日日曜日

Korea for studying place


韓国に留学していて、いいなと思ったことが何点かある。

◆まずキャンパス。
韓国の大学は基本的に一つの山全部が学校の敷地で校内に、
寮やジムやカフェが設置されている。
24時間オープンの図書館・パソコンルームやジムも多く、
勉強とスポーツに打ち込むにはかなり良い環境だ。

◆次に大学間のネットワーク。
韓国では出張授業が普通に行われている。
これは、カリキュラムの一環として他大学の教授が教室に来たり、
他大学の授業に顔を出して勉強する機会が組み込まれているということだ。

日本で言えば普通は東大で授業を受けていても、
トピックによっては早稲田や慶応の先生に教わる機会があるといった感じ。

教授の専門によって強いところ、弱いところがあるはずなので、
このように学校をまたいだ授業が普通に行われることは、
特定の学問について高いレベルで体系的な理解を得る点で非常に有益だと思う。

◆そしてグローバルネットワーク
僕が通っている大学院の性格が影響するのかもしれないが、
ソウル大学には外国人が多い。

インド、ドイツ、フランス、スペイン、チェコ、ネパール、モンゴル、ベトナム、キューバなど、
キャンパスは世界各国から集まった学友で溢れている。

日本にいる時はあまり接することのなかった国の人達と、
その国の言葉や歴史について話すのは本当に楽しいし、
自分の視野が広がるのを感じる。

人のベーシックな部分は共通していると思う。
国や習慣に関わらず、自然と友人達やその母国の幸せを願えるようになっているのを感じる。

さらに、世界各国の大使や学者が頻繁に校舎を訪れて講演してくれるのも有難い。
ハーバード出身のエクアドルの女性政治家が生物の多様性を保全するための国際基金について演説した時は、
国に関わらず優秀で情熱を持った人がいるということを強く印象づけられた。

これからももっと時間を有効に使っていろんなことを最大限吸収していきたい!

※1
少しづれるけど、韓国の学生は新聞は二紙以上読むらしい。
新聞によって右派、左派の片寄りが激しいので、
中央日報(右派)とハンギョレ(左派)とかを読んだあとで
自分の考えを固めるのだとか。
テレビの報道は比較的中立的だという意見もあった。

※2
あと、韓国では学生がデモに参加する風潮が強い。
朴vs文候補の大統領選の時も多くの学生が広場で政治活動をやっていてパワーを感じた。
逆に、中国では将来のことを考えてデモに参加する学生自体は少ないということだ。
同世代の中韓の学生とフランクにつっこんで話すことで、
ニュースだけでは見えてこないものを実感できている気がする。

※3
pm11:30。勉強を終えて中央図書館を出ると大気を震わす爆音とテクノサウンドが。
普段は何もない原っぱがゲリラ的に屋外クラブに変身。
これ以外にも、音楽祭とかが突如開催されたりもする。
ソウル大学熱い。

あんまり関係ないけど、相対性理論「LOVEずっきゅん」。9月のGSISの雰囲気にフィットしてると思う。

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