2012年2月8日水曜日

喫茶店

気が付けば毎日喫茶店に通っている。
街歩きルールも手伝っていろんな街にある喫茶店だ。

なんで自分はここまで喫茶店に通うのか。

まずコーヒーが好きである。
僕のコーヒーデビューは小学生のころ。
母親が毎日コーヒーを飲んでいてそれをカッコいいと思ったから。
始めは苦すぎて全く飲めなかったが、今では毎日飲んでるし、甘さすら感じる。
コーヒー豆も近所で飲んだことのない豆を挽いてもらい、初めての味に挑戦し続ける。

次に喫茶店の雰囲気が好きである。
僕にっとての伝説の喫茶店は福岡の大名にあったフッコ。
高校時代に親父に連れて行ってもらった店だ。
そこはなんか、60年代くらいのおもちゃがどっと客席を囲む小さな喫茶店である。
特徴は何と言っても玄関で、
昔の駄菓子屋だか金魚屋だかを改装してつくったらしく、
入口は完全に昔の店の面影を残している。
空のケースや冷蔵庫が所せましとおいてある玄関を抜けてカウンターにあがるのだ。
そこは完全に秘密基地だった。

さらに街が好きである。
喫茶店はそれだけで独立して存在するものではない。
郊外にだだんと出現するショッピングモールなんかとの違いはここで、
喫茶店は街の中にあり、街とつながっている。
街が喫茶店の雰囲気に決定的な影響を与えるし、喫茶店も街の雰囲気に少しながら影響を与える。

このように僕にとって喫茶店はなくてはならないものだ。
もはや、僕のライフスタイルの一部と言っていい。

喫茶店で本を読み、パソコンに向き合い、
友達とアイディアなんかを話し合い、街や人を観察し、考える。

さて、今からコーヒーを飲もう。
また一つ自分の好きなものを意識化できて非常に嬉しい!

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